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飽くなき挑戦・常識を超える

参考
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飽くなき挑戦・常識を超える

常識の壁を超える
飽くなき探求心を養う
物理を理解し、多くのことに興味を持つ
目の前で起きていることを逃さず自分の頭で理解する
常識を疑い、与えられた課題の究極の目的は何かを考える

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代表 増井が超えた常識の壁

ホットプリンター式印字器の開発

開発当時、食品包装に法令化された「製造年月日・賞味期限」などの印字は、インパルスシール作業の場合、あらかじめ印字した袋に品物を入れてからシーラーで包装していました。 ホットプリンターは、フィルム上のプリントテープに熱した活字を押さえつけることで印字します。当時、活字を温めるためには、カートリッジヒーター、温度調節器が必要という常識がありました。この2品の購入価格が¥18,000程度。

私は、当時発売された電子蚊取器を分解し、取り出した熱源のセラミックヒーターに着目しました。そして、製造メーカーに相談に行ったところ、メーカー側も用途開発時期であり、要求する性能の品物を快く作ってくれました。

セラミックヒーターは、自己温度制御ができるので、温調器は不要です。部品単価も¥100以下でした。

テープを送るクラッチ機構には、密着スプリングを使用。バネの巻き方向にひねると内径が縮まり、逆方向にひねると広がる性質を利用し、ワンウェイクラッチとして組み込みました。バネの部品単価は¥50以下で、かなりのコストダウンになりました。

プリントテープ自体も、包材によって種類を変えたり、温度を変えることが必要(=常識)と考えられていましたが、テープメーカーに依頼し、一定温度ですべての包材に印字できるプリントテープを作ってもらいました。

他社の印字専用機は、駆動源としてモーターを組み込んでいましたが、シール機の動きを駆動源にしてシール機に取り付けないと印字できないことになりましたが、コスト的には大幅に下げることができました。最終価格は、他社印字専用機の1/5となり、シーラーに組み込んでも1/2の価格。多くのお客様に喜んでいただきました。

ほかにも、こんな常識の壁を超えてきました。

【卓上型ノズル式脱気シーラーの開発】

・従来型の常識にとらわれない設計で、コストを切り詰め、価格を50%に抑えました。

【3mの長尺シーラーの開発】

・従来、1,500mmのシーラーが限度でしたが、3,000mmのシーラーを開発しました。

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代表 増井社長より、皆さまへ
常識の壁を超えるためのアドバイス

壁に突き当たり、解決策が見つからない時は、同じところをいつまでも堂々巡りしている場合があり、一旦その仕事や課題から離れ、別の仕事をしたり、興味のある本を読んだり、散歩をしたり、風呂に入ったり、寝ることなどでリラックスすると、脳味噌はその間、無意識に問題の整理をしてくれています。

しばらくして、別の角度から改めて問題点を探すうちに、新しい解決策が見つかる場合があります。あきらめないことです。

同僚などと話し、「要するにこうなんちゃう(関西弁)」と、本質・目的をはっきりさせることでも近道を探すことができると思います。


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